ブログ運営会社の皆様へ − 頼むから儲けてください。
2005年05月23日 (月) 23:45
総務省のブログに関するレポートで指摘され、ライブドアの中間決算説明会でホリエもんも言っていたように、今年はブログサービスの淘汰が始まる年になることは間違いありません。
去年一年間は日本におけるブログの勃興期ということで、有象無象の企業が一斉にブログサービスの市場に参入してきました。これらの企業の多くは、ブログでどう儲けるか?という点においてロクな計画もないまま参入していると思われ、今年あたりはいくつかの企業は費用負担に耐えられず、撤退せざるを得ない状況になると思います。
無料が当然のブログは単独の事業としてはまず儲からないため、ブログを運営している企業は自社の他のサービスとの相乗効果を前提として事業展開していく必要があります。しかし、それとても、自社に他によほど有力なサービスがないと相乗効果などほとんど期待できません。
例えば、ライブドアであればポータルサイト事業があり、サイバーエージェントであれば広告事業があるわけです。こういう企業はブログの豊富なトラフィックを利用して、大きな相乗効果と利益をあげられる可能性があります。
そうでない企業はブログを運営してもさっぱり儲からず、いずれは資金がつきて市場から退場していくことになります。(最悪、倒産ということも)
昨年から今年にかけてブログに参入したいくつかの企業のビジネスモデルを見てみると、そのあたりのことを十分考えておらず、とりあえずブログが流行っているから参入した、というような感じを受けます。
こういう企業が収益化の難しいブログ市場で生き残っていけるはずがありません。
すべての経済的な市場というのは、勃興期には多くの企業が一斉に参入をはかり市場が拡大していきますが、じきに競争過多の状態になり、今度は弱い企業が淘汰されていきます。
それから最終的にはわずかの企業が残り、その中でもさらにわずかの企業だけが利益をあげることができることになります。
インターネットの世界ではオンラインショッピングモールの市場を思い浮かべるとわかりやすいと思います。
5年位前には大小のショッピングモールが乱立しましたが、今では楽天が圧倒的なシェアを占め利益も独占するようになり、Yahoo!ショッピング、ビッダーズ、ライブドアデパートなどの2番手以下のモールは利益をあげることがやっとで、それ以下のモールというのは事業自体が成り立っていない状況です。
総務省のレポートによると、2005年3月の時点で国内でブログサービスを提供している企業は115社にのぼるそうですが、市場のセオリーからいくと、これらの企業のほとんどはこの2、3年で消えてなくなっていくことになると思います。
2年後には、恐らく現在の115社が30社程度まで絞られ(もっと少ないかも)、その中でもブログ関連事業でわずかでも利益をあげられる企業は10社以下。営業利益率で30%以上を叩きだせるような高収益の企業は1社か2社になるはずです。
他の市場であればもっと長い時間をかけて市場が収束していくことになりますが、ブログの市場はなにせ展開が速いため、1、2年くらいでこういう状況になってしまいそうな気がします。
長々と書きましたが、要するに私が何を言いたいのかというと、先々ユーザーに迷惑がかかるから企業は無計画にブログに参入するんじゃねえ、ということと、それでもブログに参入するなら収益化の方法をもっと真剣に考えろ、ということと、撤退するならユーザーに迷惑かけないように撤退しろよ、ということです。
ということで、ブログ運営会社の皆様。
頼むから儲けてください。
【人気ブログランキング】ブログは慈善事業じゃありません。
去年一年間は日本におけるブログの勃興期ということで、有象無象の企業が一斉にブログサービスの市場に参入してきました。これらの企業の多くは、ブログでどう儲けるか?という点においてロクな計画もないまま参入していると思われ、今年あたりはいくつかの企業は費用負担に耐えられず、撤退せざるを得ない状況になると思います。
無料が当然のブログは単独の事業としてはまず儲からないため、ブログを運営している企業は自社の他のサービスとの相乗効果を前提として事業展開していく必要があります。しかし、それとても、自社に他によほど有力なサービスがないと相乗効果などほとんど期待できません。
例えば、ライブドアであればポータルサイト事業があり、サイバーエージェントであれば広告事業があるわけです。こういう企業はブログの豊富なトラフィックを利用して、大きな相乗効果と利益をあげられる可能性があります。
そうでない企業はブログを運営してもさっぱり儲からず、いずれは資金がつきて市場から退場していくことになります。(最悪、倒産ということも)
昨年から今年にかけてブログに参入したいくつかの企業のビジネスモデルを見てみると、そのあたりのことを十分考えておらず、とりあえずブログが流行っているから参入した、というような感じを受けます。
こういう企業が収益化の難しいブログ市場で生き残っていけるはずがありません。
すべての経済的な市場というのは、勃興期には多くの企業が一斉に参入をはかり市場が拡大していきますが、じきに競争過多の状態になり、今度は弱い企業が淘汰されていきます。
それから最終的にはわずかの企業が残り、その中でもさらにわずかの企業だけが利益をあげることができることになります。
インターネットの世界ではオンラインショッピングモールの市場を思い浮かべるとわかりやすいと思います。
5年位前には大小のショッピングモールが乱立しましたが、今では楽天が圧倒的なシェアを占め利益も独占するようになり、Yahoo!ショッピング、ビッダーズ、ライブドアデパートなどの2番手以下のモールは利益をあげることがやっとで、それ以下のモールというのは事業自体が成り立っていない状況です。
総務省のレポートによると、2005年3月の時点で国内でブログサービスを提供している企業は115社にのぼるそうですが、市場のセオリーからいくと、これらの企業のほとんどはこの2、3年で消えてなくなっていくことになると思います。
2年後には、恐らく現在の115社が30社程度まで絞られ(もっと少ないかも)、その中でもブログ関連事業でわずかでも利益をあげられる企業は10社以下。営業利益率で30%以上を叩きだせるような高収益の企業は1社か2社になるはずです。
他の市場であればもっと長い時間をかけて市場が収束していくことになりますが、ブログの市場はなにせ展開が速いため、1、2年くらいでこういう状況になってしまいそうな気がします。
長々と書きましたが、要するに私が何を言いたいのかというと、先々ユーザーに迷惑がかかるから企業は無計画にブログに参入するんじゃねえ、ということと、それでもブログに参入するなら収益化の方法をもっと真剣に考えろ、ということと、撤退するならユーザーに迷惑かけないように撤退しろよ、ということです。
ということで、ブログ運営会社の皆様。
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