ブログで大もうけ? ドリコムが上場。
2006年01月07日 (土) 00:40
新年早々驚きのニュースが。
ドリコムブログやMyblog japanなど、ブログ関連のサービスをいろいろ提供しているドリコムが2月9日に東証マザーズに上場するそうです。
■ ドリコム、2月9日東証マザーズに新規上場へ (CNET Japan)
■ 有価証券報告書 (Ⅰの部)
サイバーエージェントやライブドアなど、上場している企業がブログ事業を手がけている例はいくつかありますが、これらの会社ではブログはあくまでいろいろ手がけている事業の中の一つであり、ブログを主要な事業分野とする企業が上場するのはこれが初めてになると思います。
株式市場からどのような評価を受けるか大変興味深いですね。
上場承認に合わせて、有価証券報告書も公開されており、ドリコムの決算内容や事業内容を見ることができます。
それによると、2005年3月期は売上が239百万円、経常利益が92百万円、当期利益が55百万円となっています。
2006年3月期中間は、売上が259百万円、経常利益が101百万円、当期利益が59百万円となっており、各指標とも前期の倍以上のペースで推移していることがわかります。
上場する企業としては売上が非常に小さく、「よくこれで上場承認がおりたな」という感じなんですが、売上は倍々で伸びており、経常利益率も40%近くと極めて高い水準にあり、成長性と収益性の高さが証券会社に評価されたのだと思います。
この利益率の高さには驚いた人も多いんじゃないでしょうか。
ドリコムの場合、ドリコムブログという一般ユーザー向けのサービスは持っているものの、長期間にわたりサーバトラブルが多発したり、ロクに機能改善がなかったりと、ほとんど会社として運営に力を入れてませんでした。
ユーザーも徐々に減り続けており、無料ブログサービスとしては完全にジリ貧の状態です。
一方で、早くからブログシステムやブログソリューションの法人に対する販売というのを積極的に進めていました。2006年3月期中間の売上259百万円のうち、ほとんどがブログシステムとブログソリューションの法人への販売によるもののようです。
正直、有価証券報告書を見るまでは、こちらの事業についても、私は「売れるかな? まだそんなに企業側の意識が追いついていないんじゃないかな?」と疑問を持っていたのですが、業績を見ると順調に売上と利益が上がっていますね。
無料のブログサービスを提供している会社のほとんどは、ブログ事業が赤字になっているような状況だと思いますが、一般ユーザー向けサービスを実験場として位置づけて運営に力を割かず、早いうちから法人向けのソリューションに特化したドリコムの戦略というのは、企業としては正しい選択だったと思います。
(もっとも、半放置状態のドリコムブログユーザーにとってはいい迷惑ですが。)
無料ブログサービスの運営者としては負け組であるドリコムが、ブログ事業においては勝ち組になっているというのは皮肉ですね。
今回の上場でドリコムが儲かっていることが明るみになり、今後はブログシステムを持っている企業の法人向け営業が活発になることが予想されます。
そうなると当然価格競争が発生し、ドリコムも現在のような成長性と利益水準を維持できなくなるかもしれません。
ここをどう乗り越えるか、ベンチャー企業としての真価を問われる場面です。
何はともあれ、記念すべきブログ企業の上場ということで、株式の公募に私も申し込んでみたいと思います。
まー、まず当たらないと思うけど……。
ドリコムブログやMyblog japanなど、ブログ関連のサービスをいろいろ提供しているドリコムが2月9日に東証マザーズに上場するそうです。
■ ドリコム、2月9日東証マザーズに新規上場へ (CNET Japan)
■ 有価証券報告書 (Ⅰの部)
サイバーエージェントやライブドアなど、上場している企業がブログ事業を手がけている例はいくつかありますが、これらの会社ではブログはあくまでいろいろ手がけている事業の中の一つであり、ブログを主要な事業分野とする企業が上場するのはこれが初めてになると思います。
株式市場からどのような評価を受けるか大変興味深いですね。
上場承認に合わせて、有価証券報告書も公開されており、ドリコムの決算内容や事業内容を見ることができます。
それによると、2005年3月期は売上が239百万円、経常利益が92百万円、当期利益が55百万円となっています。
2006年3月期中間は、売上が259百万円、経常利益が101百万円、当期利益が59百万円となっており、各指標とも前期の倍以上のペースで推移していることがわかります。
上場する企業としては売上が非常に小さく、「よくこれで上場承認がおりたな」という感じなんですが、売上は倍々で伸びており、経常利益率も40%近くと極めて高い水準にあり、成長性と収益性の高さが証券会社に評価されたのだと思います。
この利益率の高さには驚いた人も多いんじゃないでしょうか。
ドリコムの場合、ドリコムブログという一般ユーザー向けのサービスは持っているものの、長期間にわたりサーバトラブルが多発したり、ロクに機能改善がなかったりと、ほとんど会社として運営に力を入れてませんでした。
ユーザーも徐々に減り続けており、無料ブログサービスとしては完全にジリ貧の状態です。
一方で、早くからブログシステムやブログソリューションの法人に対する販売というのを積極的に進めていました。2006年3月期中間の売上259百万円のうち、ほとんどがブログシステムとブログソリューションの法人への販売によるもののようです。
正直、有価証券報告書を見るまでは、こちらの事業についても、私は「売れるかな? まだそんなに企業側の意識が追いついていないんじゃないかな?」と疑問を持っていたのですが、業績を見ると順調に売上と利益が上がっていますね。
無料のブログサービスを提供している会社のほとんどは、ブログ事業が赤字になっているような状況だと思いますが、一般ユーザー向けサービスを実験場として位置づけて運営に力を割かず、早いうちから法人向けのソリューションに特化したドリコムの戦略というのは、企業としては正しい選択だったと思います。
(もっとも、半放置状態のドリコムブログユーザーにとってはいい迷惑ですが。)
無料ブログサービスの運営者としては負け組であるドリコムが、ブログ事業においては勝ち組になっているというのは皮肉ですね。
今回の上場でドリコムが儲かっていることが明るみになり、今後はブログシステムを持っている企業の法人向け営業が活発になることが予想されます。
そうなると当然価格競争が発生し、ドリコムも現在のような成長性と利益水準を維持できなくなるかもしれません。
ここをどう乗り越えるか、ベンチャー企業としての真価を問われる場面です。
何はともあれ、記念すべきブログ企業の上場ということで、株式の公募に私も申し込んでみたいと思います。
まー、まず当たらないと思うけど……。







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