GMOがWeb2.0に投資するブログVBファンドを立ち上げ
2005年10月28日 (金) 00:21
GMOが「ブログビジネスファンド」というベンチャー企業投資を行うファンドを立ち上げたそうです。
ソースはこのあたりを参照。
■ GMO、50億円のブログVBファンド組成(NIKKEI NET)
■ GMOグループ、Web2.0関連ベンチャーに投資する「ブログビジネスファンド」設立(CNET Japan)
■ GMO VenturePartners:「ブログビジネスファンド」設立のお知らせ
■ ブログビジネスファンドのブログ
ファンドの名前だけ見ると、ブログ関連のビジネスばかりに投資するファンドのように見えますが、実際にはWeb2.0と呼ばれるインターネット関連の最新技術やサービスを持っている企業に投資するファンドで、ブログ関連事業だけが対象ではありません。
GMOのプレスリリースにもこのような説明があります。
話がちょっとそれますが、ベンチャーキャピタル(以下VC)やベンチャー投資ファンドの仕組みについて、ご存じない方もいると思うので、かいつまんで説明します。
【 ベンチャーキャピタルの仕組み 】
(1)VCが投資家からお金を集めます。
(2)そのお金を元に、ファンド(投資事業有限責任組合という法人)を立ち上げます。VCがそのファンドの運用と管理を行います。
(3)VCは、有望そうな未上場のベンチャー企業を見つけてきて、その会社の新規発行株式をファンドのお金を使って取得します。
(4)VCが投資した企業は、新株発行で得た資金をもとに事業を拡大し、株式上場を実現します。
(5)VCは、投資先企業が上場したら、株式市場で取得した株式を売却します。
(6)そこで得た収益を、ファンドの投資家に対し、持分に応じて分配します。
(7)ファンドの運用責任者であるVCは、株式売却で得た収益の一部を成功報酬として受け取ります。
エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズの説明図が比較的わかりやすいです。
http://www.nifsmbc.co.jp/about_venturecapital/fund.html
(無断リンク禁止らしいので、URLを貼り付けて見て下さい。)
VCが投資した会社のうち、株式上場やM&Aによって望ましい形で株式売却にこぎつけることができるのは通常10%から30%くらいです。それ以外の会社は倒産したり業績が低迷したりして、株式が二束三文の価値になってしまいます。
総額100億円のファンドなら、80億円くらいのお金が死に金になるということです。
しかし、投資した会社の中には、株価が投資時点から10倍、100倍になるという極めて大きな成功に至るものがあり、これにより、ファンドトータルとして見るときっちりと収益が上がるということになります。
このようなベンチャー投資ファンドの中には、複利で年率15%以上の利回りを実現するようなものもあります。8年満期のファンドなら、当初の資金が満期時には約3倍になる計算ですね。
一方で、元本割れするファンドもたくさんあります。
細かく仕組みを説明すると本が一冊くらいかけてしまうので、それは割愛しますが、VCとベンチャー投資ファンドの概要がなんとなくご理解いただけたかと思います。
で、話は「ブログビジネスファンド」に戻りまして、これについては、GMOもなかなか手が早いなー、という感じですね。
Web2.0というインターネットの最新技術を持った有望企業を早めに自社の影響下に入れることで、次世代のネットの根本部分を抑えてしまおうというわけですよ。
後になってYahoo!やライブドアが手を出してきてももう遅い。
GMOはこのファンドによって、そういう状況を創出したいんではないかと。
あと、着々とサービスの範囲を広げているGoogleへの対抗策という面も強そうです。
現状、投資対象となるようなネットの先端技術を持っている企業はそう多くはなさそうで、投資案件の発掘には苦労すると思いますが、こういうファンドの存在によって日本のネットビジネスの速度が加速されれば、日本経済にとって非常に喜ばしいことです。
ちなみに、このファンドのアドバイザリーメンバーには、JUGEMをやってるpaperboy&co.の家入社長の名前が。
paperboy&co.のWeb2.0はこんな感じです。⇒ http://omocoro.jp/
これがGMOグループの描くインターネットの未来像なのか……?
ソースはこのあたりを参照。
■ GMO、50億円のブログVBファンド組成(NIKKEI NET)
■ GMOグループ、Web2.0関連ベンチャーに投資する「ブログビジネスファンド」設立(CNET Japan)
■ GMO VenturePartners:「ブログビジネスファンド」設立のお知らせ
■ ブログビジネスファンドのブログ
ファンドの名前だけ見ると、ブログ関連のビジネスばかりに投資するファンドのように見えますが、実際にはWeb2.0と呼ばれるインターネット関連の最新技術やサービスを持っている企業に投資するファンドで、ブログ関連事業だけが対象ではありません。
GMOのプレスリリースにもこのような説明があります。
Web2.0とはブログ、RSS、API、SocialWare、ajax等のテクノロジーを基にした次世代型のインターネットサービスや新しいパラダイムに拠るインターネットビジネスを指します。当ファンドの出資対象先は、Web2.0関連の技術、サービスに関して独自の先端技術・事業モデルを持つベンチャー企業を中心とすることになります。
話がちょっとそれますが、ベンチャーキャピタル(以下VC)やベンチャー投資ファンドの仕組みについて、ご存じない方もいると思うので、かいつまんで説明します。
【 ベンチャーキャピタルの仕組み 】
(1)VCが投資家からお金を集めます。
(2)そのお金を元に、ファンド(投資事業有限責任組合という法人)を立ち上げます。VCがそのファンドの運用と管理を行います。
(3)VCは、有望そうな未上場のベンチャー企業を見つけてきて、その会社の新規発行株式をファンドのお金を使って取得します。
(4)VCが投資した企業は、新株発行で得た資金をもとに事業を拡大し、株式上場を実現します。
(5)VCは、投資先企業が上場したら、株式市場で取得した株式を売却します。
(6)そこで得た収益を、ファンドの投資家に対し、持分に応じて分配します。
(7)ファンドの運用責任者であるVCは、株式売却で得た収益の一部を成功報酬として受け取ります。
エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズの説明図が比較的わかりやすいです。
http://www.nifsmbc.co.jp/about_venturecapital/fund.html
(無断リンク禁止らしいので、URLを貼り付けて見て下さい。)
VCが投資した会社のうち、株式上場やM&Aによって望ましい形で株式売却にこぎつけることができるのは通常10%から30%くらいです。それ以外の会社は倒産したり業績が低迷したりして、株式が二束三文の価値になってしまいます。
総額100億円のファンドなら、80億円くらいのお金が死に金になるということです。
しかし、投資した会社の中には、株価が投資時点から10倍、100倍になるという極めて大きな成功に至るものがあり、これにより、ファンドトータルとして見るときっちりと収益が上がるということになります。
このようなベンチャー投資ファンドの中には、複利で年率15%以上の利回りを実現するようなものもあります。8年満期のファンドなら、当初の資金が満期時には約3倍になる計算ですね。
一方で、元本割れするファンドもたくさんあります。
細かく仕組みを説明すると本が一冊くらいかけてしまうので、それは割愛しますが、VCとベンチャー投資ファンドの概要がなんとなくご理解いただけたかと思います。
で、話は「ブログビジネスファンド」に戻りまして、これについては、GMOもなかなか手が早いなー、という感じですね。
Web2.0というインターネットの最新技術を持った有望企業を早めに自社の影響下に入れることで、次世代のネットの根本部分を抑えてしまおうというわけですよ。
後になってYahoo!やライブドアが手を出してきてももう遅い。
GMOはこのファンドによって、そういう状況を創出したいんではないかと。
あと、着々とサービスの範囲を広げているGoogleへの対抗策という面も強そうです。
現状、投資対象となるようなネットの先端技術を持っている企業はそう多くはなさそうで、投資案件の発掘には苦労すると思いますが、こういうファンドの存在によって日本のネットビジネスの速度が加速されれば、日本経済にとって非常に喜ばしいことです。
ちなみに、このファンドのアドバイザリーメンバーには、JUGEMをやってるpaperboy&co.の家入社長の名前が。
paperboy&co.のWeb2.0はこんな感じです。⇒ http://omocoro.jp/
これがGMOグループの描くインターネットの未来像なのか……?







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