【 トラックバックスパム撲滅3原則 】 快適なブログを実現するために
2005年08月03日 (水) 23:39
ブログをやっていて腹が立つのは、なんといっても大量に送られてくるトラックバックスパムです。
ある程度長期間ブログをされてきた方は、トラックバックスパムが送られてきた経験が何度かあると思います。私のブログなんかでも、毎日10件を超えるトラックバックスパムが送られてきます。
ちょっと前には一度に100件を超えるようなスパムが送られてきたことがありますし、ブロガー中には1000件とか送ってこられた方もいるようです。
これくらい大量のスパムになると、削除するだけでも大変な作業になり、
「なんでこのバカのために自分の貴重な時間を浪費させにゃならんのだ……」
と作業しながらはらわたが煮えくり返ります。
こんな調子で毎日トラックバックスパムが送られてきたら、どれだけモチベーションの高いブロガーもやる気を失ってしまいます。
とまあ、とかくトラックバックスパムは不快なものなんですが、問題は単に「不快だ」ということに留まりません。
ある程度長期間ブログをされてきた方は、トラックバックスパムが送られてきた経験が何度かあると思います。私のブログなんかでも、毎日10件を超えるトラックバックスパムが送られてきます。
ちょっと前には一度に100件を超えるようなスパムが送られてきたことがありますし、ブロガー中には1000件とか送ってこられた方もいるようです。
これくらい大量のスパムになると、削除するだけでも大変な作業になり、
「なんでこのバカのために自分の貴重な時間を浪費させにゃならんのだ……」
と作業しながらはらわたが煮えくり返ります。
こんな調子で毎日トラックバックスパムが送られてきたら、どれだけモチベーションの高いブロガーもやる気を失ってしまいます。
とまあ、とかくトラックバックスパムは不快なものなんですが、問題は単に「不快だ」ということに留まりません。
大量にトラックバックが送られると、それを受け入れる側のブログのシステムに多大な負荷がかかります。これにより動作速度の低下などの症状が発生し、最悪の場合稼動停止という状態に陥ることが考えられます。(実際それに近いことがおこっています。)
トラックバックスパムのリンク先は、多くがアダルトサイトやアフィリエイトサイトであり、中にはワンクリック詐欺のサイトやウイルスを仕込んでいるような非常に悪質なサイトがあります。
知らずにリンクをクリックしてしまうと、ユーザーに大きな被害が発生することもありえます。
最近のトラックバックスパムが引き起こした問題については下記のサイトが詳しいです。
■ BLOG界の出来事:最近のトラックバックスパムについてのまとめ
上記のブログにありますように、トラックバックスパムは非常に深刻な問題となってきています。真剣な対策が必要な時期なのです。
とはいえ、一人一人のブログユーザーや各ブログサービスの運営者がバラバラに対応していたのでは、いわゆるいたちごっこというヤツで、いつまでたってもトラックバックスパムを撲滅することはできません。
スパム業者というのはゴキブリなみにしぶとく、シラムのようにつぶしてもつぶしても沸いてくるものだからです。
そこで必要になってくるのは、ブログユーザーも含め、ブログ業界全体が一丸となった取り組みです。全体の足並みを揃えて対策をとることで、効率的にスパムを殲滅していけるはずです。
幸い、ブログというのは各社それぞれ別個のシステムであっても、基本的な構造はかなり共通している部分が多いため、横並びの対策というのはとりやすいはずです。
一定の指針というのが示せれば、各社とも動きやすいかと思います。
ということで、どれだけ実現性があるのかわかりませんが、このブログでは『トラックバックスパム撲滅 3原則』というのを提唱し、合わせてブログサービス運営各社に提案させていただきたいと思います。
私が発言しても大してインパクトはないかもしれませんが、言わないよりはマシかと思いますので。
トラックバックスパム撲滅 3原則
トラックバックスパムは、
『送らない』
『送らせない』
『受け付けない』
原則1 『送らない』
まずこれはユーザー側のマナーの問題です。
ブログをやっていると、アクセスが欲しくてつい有名なブログにトラックバックを送りたくなってしまいますが、ここでマナーを踏まえていないとスパムとみなされることが多くなります。送っている本人はスパムという意識がなくても、送られる側はスパムと認識していることがままあるものです。
こういうことを防ぐには、各ユーザーがトラックバックの正しい使い方を理解し、スパムと思われそうなトラックバックは『送らない』ようにする、ということを意識する必要があります。
この「マナー」については諸説あるかと思いますが、基本的には
■ 関係ない話題でトラックバックを送らない。
■ トラックバックを送るときは必ず相手先のブログのリンク(言及リンク)を記述する。
上記の2つを守ることだと思います。
関係のある記事でトラックバックしても、言及リンクがなければアクセス稼ぎのためのスパムと思われてしまうこともあります。
李下に冠を正さず、という言葉もあります。言及リンクはやっておくのが無難です。
各ブログサービスの運営者側でも、ユーザーに対する啓蒙が必要と思います。
ブログの開設手続き画面や管理画面に注意文を盛り込んだり、トラックバックの正しい使い方を説明するページを設けるなどの取り組みはあってしかるべきです。
実際のところ、トラックバックスパムで問題を引き起こしているのは、マナーを啓蒙しようが何しようがそれに関係なくスパムを送る人間ですから、「送らない」ことを推進しても実効性には限界があります。
そこで、原則2と原則3が必要になってきます。
原則2 『送らせない』
これはブログのシステムやサービスの運営体制に、スパムとなりそうなトラックバックを送らせないようにする仕組みを組み込むということです。
具体的なアイディアとしては、
(1) 1日に送れるトラックバックの数を制限
(2) 一度に送れるトラックバックの数を制限
(3) トラックバックを送ると自動的に言及リンクが記事に表示される
(4) 違反ブログの通報制度と、削除対応の迅速化
(5) 違反したブログの登録内容のブラックリスト化
(6) アダルトブログは同じブログサービス内のアダルトカテゴリ以外にトラックバックを送れないようにする
などが考えられます。
この中にはすでにいくつかのブログで実装されているものがあります。
(3)あたりはスパム撲滅、という目的以外でも普通に機能として欲しいですね。
(5)は実効性はほとんどないと思いますが、ないよりはマシでしょう。
また、システム対応ではありませんが、法的な対応というのも可能です。
メールスパムと違い、現状ではトラックバックスパムを直接禁止できるような法整備はなされていませんが、システムに障害を与えるほどのスパムは「業務妨害」という立派な刑事犯といえます。スパム業者を刑事・民事で告訴、というのは十分できるはずです。
ブログサービス運営各社で訴訟をちらつかせるだけで、ある程度の抑止力にはなると思います。
原則3 『受け付けない』
実はトラックバックスパムで最も大きな問題となっているのは、通常のブログのシステムの外部から何らかのツール類を使って送られるものです。
数千件とかいう単位でスパムを送っているのは、すべてこれによるものと考えられます。
このやり方をとられてしまうと、いくらブログ側でスパムを送れないような仕組みを作っても、それに関係なくシステム外からいくらでもスパムを送ることができてしまいます。
そこで、スパムを『送らない』『送らせない』という取り組みだけでなく、ブログ側で『受け付けない』ようにする仕組みが必要であるということになります。おそらくこれが最も効果が高いはずです。
具体的なアイディアとしては以下のようなものが考えられます。
(1) 禁止IPアドレスの設定
明らかに異常値と思われるほど大量のスパムが届いている兆候が見られたら、一定時間当該IPアドレスからのトラックバックの受け付けをすべて拒否するという方法です。
正常なトラックバックもはじいてしまう可能性がありますが、スパムが一度に大量に送られてくる場合には有効な対策です。
(2) 禁止URLの設定
スパムのリンク先サイトのURLをブラックリスト化し、それに該当するリンクを含むトラックバックは自動的にはじくという方法です。
(3) 共通禁止ワードの設定
各社にぜひ採用して欲しいと思うのがこれです。
そのブログサービスのユーザーが共通して使える「禁止ワードリスト」というのを設け、ユーザーがそれを適用した場合、禁止ワードを含むトラックバックをすべて遮断できるというものです。トラックバックスパムのリンク先の多くがアダルトサイトになると思いますので、この「禁止ワードリスト」は実質的には「淫語リスト」ということになります。
ユーザーサイドで禁止ワードを設定できる機能を持っているブログもいくつかありますが、これだとスパムが送られてきてから禁止設定することになり、語句の設定の仕方も難しかったりするので、ブログ全体で共通のリストを持ってしまったほうがよいという考えです。
「セックス」という言葉を禁止ワードに設定していた場合、例えば「ユニセックス」という問題のない言葉まで弾いてしまったり、許容範囲の下品な話題を弾いてしまったり、という弊害も考えられますが、ユーザーが適用を選択できるようにしておけば問題ないのではないかと。
(4) 言及リンクの無いトラックバックは自動的に削除
特に説明は不要かと思いますが、これもユーザーサイドで適用の設定ができるといいですね。
(5) ユーザー承認後のトラックバック表示機能
トラックバックは送られると自動的にブログに反映されるのが普通ですが、これは管理者のほうで公開するトラックバックを選べるというものです。
トラックバックというのは送る側の権利ではなく、受け付ける側の善意により成立しているものです。トラックバックの公開に管理者の承認を得る、というのは今後むしろ主流になっていくと思います。
だいぶ長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
この発言だけでトラックバックスパムが撲滅できるわけではありませんが、少しでも多くの方に趣旨に賛同いただいて、ブログサービス運営各社の対策が進めばいいな、と思います。
私も今後方々で訴えていきたいと思います。
もしブログサービス運営企業の方がこの記事をご覧いただいているようでしたら、ぜひ検討の俎上に載せていただけるようお願いします。
ここで書きもれている、トラックバックスパムを撲滅するためのアイディアは他にもまだあるかと思います。
何かアイディアありましたらコメント欄かトラックバックでお寄せいただければありがたいです。
トラックバックスパムのリンク先は、多くがアダルトサイトやアフィリエイトサイトであり、中にはワンクリック詐欺のサイトやウイルスを仕込んでいるような非常に悪質なサイトがあります。
知らずにリンクをクリックしてしまうと、ユーザーに大きな被害が発生することもありえます。
最近のトラックバックスパムが引き起こした問題については下記のサイトが詳しいです。
■ BLOG界の出来事:最近のトラックバックスパムについてのまとめ
上記のブログにありますように、トラックバックスパムは非常に深刻な問題となってきています。真剣な対策が必要な時期なのです。
とはいえ、一人一人のブログユーザーや各ブログサービスの運営者がバラバラに対応していたのでは、いわゆるいたちごっこというヤツで、いつまでたってもトラックバックスパムを撲滅することはできません。
スパム業者というのはゴキブリなみにしぶとく、シラムのようにつぶしてもつぶしても沸いてくるものだからです。
そこで必要になってくるのは、ブログユーザーも含め、ブログ業界全体が一丸となった取り組みです。全体の足並みを揃えて対策をとることで、効率的にスパムを殲滅していけるはずです。
幸い、ブログというのは各社それぞれ別個のシステムであっても、基本的な構造はかなり共通している部分が多いため、横並びの対策というのはとりやすいはずです。
一定の指針というのが示せれば、各社とも動きやすいかと思います。
ということで、どれだけ実現性があるのかわかりませんが、このブログでは『トラックバックスパム撲滅 3原則』というのを提唱し、合わせてブログサービス運営各社に提案させていただきたいと思います。
私が発言しても大してインパクトはないかもしれませんが、言わないよりはマシかと思いますので。
トラックバックスパムは、
『送らない』
『送らせない』
『受け付けない』
原則1 『送らない』
まずこれはユーザー側のマナーの問題です。
ブログをやっていると、アクセスが欲しくてつい有名なブログにトラックバックを送りたくなってしまいますが、ここでマナーを踏まえていないとスパムとみなされることが多くなります。送っている本人はスパムという意識がなくても、送られる側はスパムと認識していることがままあるものです。
こういうことを防ぐには、各ユーザーがトラックバックの正しい使い方を理解し、スパムと思われそうなトラックバックは『送らない』ようにする、ということを意識する必要があります。
この「マナー」については諸説あるかと思いますが、基本的には
■ 関係ない話題でトラックバックを送らない。
■ トラックバックを送るときは必ず相手先のブログのリンク(言及リンク)を記述する。
上記の2つを守ることだと思います。
関係のある記事でトラックバックしても、言及リンクがなければアクセス稼ぎのためのスパムと思われてしまうこともあります。
李下に冠を正さず、という言葉もあります。言及リンクはやっておくのが無難です。
各ブログサービスの運営者側でも、ユーザーに対する啓蒙が必要と思います。
ブログの開設手続き画面や管理画面に注意文を盛り込んだり、トラックバックの正しい使い方を説明するページを設けるなどの取り組みはあってしかるべきです。
実際のところ、トラックバックスパムで問題を引き起こしているのは、マナーを啓蒙しようが何しようがそれに関係なくスパムを送る人間ですから、「送らない」ことを推進しても実効性には限界があります。
そこで、原則2と原則3が必要になってきます。
原則2 『送らせない』
これはブログのシステムやサービスの運営体制に、スパムとなりそうなトラックバックを送らせないようにする仕組みを組み込むということです。
具体的なアイディアとしては、
(1) 1日に送れるトラックバックの数を制限
(2) 一度に送れるトラックバックの数を制限
(3) トラックバックを送ると自動的に言及リンクが記事に表示される
(4) 違反ブログの通報制度と、削除対応の迅速化
(5) 違反したブログの登録内容のブラックリスト化
(6) アダルトブログは同じブログサービス内のアダルトカテゴリ以外にトラックバックを送れないようにする
などが考えられます。
この中にはすでにいくつかのブログで実装されているものがあります。
(3)あたりはスパム撲滅、という目的以外でも普通に機能として欲しいですね。
(5)は実効性はほとんどないと思いますが、ないよりはマシでしょう。
また、システム対応ではありませんが、法的な対応というのも可能です。
メールスパムと違い、現状ではトラックバックスパムを直接禁止できるような法整備はなされていませんが、システムに障害を与えるほどのスパムは「業務妨害」という立派な刑事犯といえます。スパム業者を刑事・民事で告訴、というのは十分できるはずです。
ブログサービス運営各社で訴訟をちらつかせるだけで、ある程度の抑止力にはなると思います。
原則3 『受け付けない』
実はトラックバックスパムで最も大きな問題となっているのは、通常のブログのシステムの外部から何らかのツール類を使って送られるものです。
数千件とかいう単位でスパムを送っているのは、すべてこれによるものと考えられます。
このやり方をとられてしまうと、いくらブログ側でスパムを送れないような仕組みを作っても、それに関係なくシステム外からいくらでもスパムを送ることができてしまいます。
そこで、スパムを『送らない』『送らせない』という取り組みだけでなく、ブログ側で『受け付けない』ようにする仕組みが必要であるということになります。おそらくこれが最も効果が高いはずです。
具体的なアイディアとしては以下のようなものが考えられます。
(1) 禁止IPアドレスの設定
明らかに異常値と思われるほど大量のスパムが届いている兆候が見られたら、一定時間当該IPアドレスからのトラックバックの受け付けをすべて拒否するという方法です。
正常なトラックバックもはじいてしまう可能性がありますが、スパムが一度に大量に送られてくる場合には有効な対策です。
(2) 禁止URLの設定
スパムのリンク先サイトのURLをブラックリスト化し、それに該当するリンクを含むトラックバックは自動的にはじくという方法です。
(3) 共通禁止ワードの設定
各社にぜひ採用して欲しいと思うのがこれです。
そのブログサービスのユーザーが共通して使える「禁止ワードリスト」というのを設け、ユーザーがそれを適用した場合、禁止ワードを含むトラックバックをすべて遮断できるというものです。トラックバックスパムのリンク先の多くがアダルトサイトになると思いますので、この「禁止ワードリスト」は実質的には「淫語リスト」ということになります。
ユーザーサイドで禁止ワードを設定できる機能を持っているブログもいくつかありますが、これだとスパムが送られてきてから禁止設定することになり、語句の設定の仕方も難しかったりするので、ブログ全体で共通のリストを持ってしまったほうがよいという考えです。
「セックス」という言葉を禁止ワードに設定していた場合、例えば「ユニセックス」という問題のない言葉まで弾いてしまったり、許容範囲の下品な話題を弾いてしまったり、という弊害も考えられますが、ユーザーが適用を選択できるようにしておけば問題ないのではないかと。
(4) 言及リンクの無いトラックバックは自動的に削除
特に説明は不要かと思いますが、これもユーザーサイドで適用の設定ができるといいですね。
(5) ユーザー承認後のトラックバック表示機能
トラックバックは送られると自動的にブログに反映されるのが普通ですが、これは管理者のほうで公開するトラックバックを選べるというものです。
トラックバックというのは送る側の権利ではなく、受け付ける側の善意により成立しているものです。トラックバックの公開に管理者の承認を得る、というのは今後むしろ主流になっていくと思います。
だいぶ長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
この発言だけでトラックバックスパムが撲滅できるわけではありませんが、少しでも多くの方に趣旨に賛同いただいて、ブログサービス運営各社の対策が進めばいいな、と思います。
私も今後方々で訴えていきたいと思います。
もしブログサービス運営企業の方がこの記事をご覧いただいているようでしたら、ぜひ検討の俎上に載せていただけるようお願いします。
ここで書きもれている、トラックバックスパムを撲滅するためのアイディアは他にもまだあるかと思います。
何かアイディアありましたらコメント欄かトラックバックでお寄せいただければありがたいです。







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